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  • karinoki

おーはし農園通信(2019年7月)


 一般的に、採卵鶏の経済寿命は、産卵開始後、1年から1年半(生後1年半から2年)と言われています。鶏の本来の寿命は5年程度だそうですが、1年半を超えてくると、産卵数が減ったり、卵が大きくなりすぎたり、奇形が増えたりと、飼っている鶏の数の割に出荷できる卵の数が減ってしまいます。そこで、大体2年で採卵鶏は生涯を終えます。


 今、我が家で飼っている鶏の古株も、産卵開始後1年半を超えてきて、奇形や殻の薄い卵が増えてしまっていたので、卵の質の回復、鶏の若返りをねらって、この6月は交代で、産卵をお休みさせる休産をさせていました。鶏もずっと産卵を続けていると疲れていまい、自ら換羽(かんう)と呼ばれる、羽の生え換わりと共に、休産期に入る鶏が出てきます。ただ、自然にまかせていては、休んでくれない鶏もいますし、卵の数の調整もできませんので、人為的に休産させる誘導換羽や強制休産という技術があります。数日、水と緑の餌のみを与えて穀類やタンパク質等の栄養を経つと、産卵が止まり、そこでまた給餌を再開すると新しい毛が生え始め、その後産卵再開後は、休産前に比べえると産卵率も上がり、綺麗な卵を産んでくれるようになります。


 今年になって、この強制休産を初めて行ったのですが、卵の若返りの有効性が目にみえて分かったので、これからも取り入れていきたいと考えています。そうすることで、鶏の採卵寿命を伸ばしてあげることができそうです。本当は、鶏が疲れてくる前に、この休産をしてあげると、より綺麗な卵を産んでくれるようなので、もっと早い段階でお休みさせるローテーションを考えていきたいです。


 7月のどこかで、今年の3月に導入した雛が、新しく産卵を開始する予定です。また皆様に、小ぶりですが、黄身の盛り上がりの良い、若い鶏の卵をお渡しできるようになるかと思います。現在、産卵に向けて、鶏が産卵する時に入る産卵箱の制作中です。

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