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karinoki

おーはし農園通信(2019年11月)



 寒くなってきました。冬の緑餌用に畑で栽培したソルゴーも、収穫して細かく裁断してプラスチックのドラム缶に詰め終わりました。乳酸発酵が上手に進むと良い香りのサイレージになる予定です。10月末現在、農園の敷地や畑周りの草や、畑にまだ残っているソルゴーを刈って、鶏にあげているのですが、だんだん緑の草も減ってくるので11月は、鶏の餌用に栽培したカボチャを与えていきます。

 この春に導入して、夏前後から産卵を開始した2郡の鶏たちは、好調に卵を産んでくれていますが、一つ心配な事があります。普通、産卵初期の鶏たちは、小ぶりな卵を産んで、月齢が進むにつれて卵が大きくなっていくのですが、2郡とも卵が大きくなって行くペースが早いのです。我が家では、回収した卵を、ヒビや汚れを確認しながらトレーにのせて、平均の卵の重さのデータを毎日とっているのですが、もっと古株の郡を抜いて卵が大きくなってきてしまっています。このままいくと、産卵の後期には、パックに入らないような大玉が増えてしまいそうです。大玉は、袋に入れて規格外として直売所等で販売していますが、パックと違って持ち運びが不便なので、なるべく増やしたくないと思っています。卵が大きくなり過ぎている原因として、産卵の開始前後は、鶏の体の形成最終段階と卵を産むための栄養両方が必要になってくるので、鶏が栄養不足にならないように、産卵開始1ヶ月前から、飼料の配合を変えてタンパク質を多めにしているのですが、多めにした期間が必要より長かったのか遅かったのか、鶏の体が大きくなりすぎたためだと考えられます。実際いつから産み始めるのか、初卵が産まれてこないと分からないし、個体差もあるので、ちょうど良い具合を掴むにはもう少し時間がかかりそうです。

 もう一つの心配は、10月31日からくる新しいひよこを、飼い猫にやられないかという事です。番犬スズがいるにも関わらず、鷄舎の金網をよじ登るような強者に育ってきて、今まで動物の害は無く済んでいるのですが、まさかの飼い猫にやられるという事態が起こらないかとヒヤヒヤしています。

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