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karinoki

おーはし農園通信(2019年6月)



緑の濃い季節になってきて、鶏たちに毎日、刈った草を与えられるようになりました。緑の草は、鶏は大好きで、鶏舎に入れると、みんなどんどん食いついてあるだけ食べます。草を沢山食べて、黄身の色も濃くなってきました。そのためか、味も濃くなったように感じます。

 緑の草等の緑餌は、鶏にとって不可欠なもので、ビタミン、ミネラル、繊維質を含み、鶏の健康に役立つものだそうです。春夏秋は、畑周りの草や野菜くず、頂いたくず林檎等が豊富なので、それを与えられますが、冬場、緑の草の無い時期は、夏場に刈った草を、サイレージ(密閉容器に詰めて乳酸発酵)にしたものと、畑で育てたカボチャを与えていました。今後、そのサイレージの量を増やしたいので、今年は畑でサイレージ用の作物として、畜産の飼料作物として用いられているソルガムを育てて、サイレージにする予定にしています。ソルガム(ソルゴー、タカキビ)は、イネ科の植物で茎が甘くサイレージ利用に適していているのですが、トウモロコシの様な実がつかないので、獣害にあいにくいようです。さらに穂にキビの実がつくので、穀物として、餌の一部にならないかと考えています。まずは、栽培がうまくいくように取り組んでみたいと思います。

 夏が近づき、気温も上がってきました。有精卵は25℃以上の環境で胚というひよこになる部分が育ってしまうので、なるべく高温にしない必要があります。我が家でも、採卵後の卵を20℃以下に保てるように今年は保冷庫を設置してみました。おーはし農園がご自宅へ等へ直接配達しているお宅で、こちらが卵の配達した後に、回収するまで時間がかかる場合は、気温が高い夏の間、卵入れのボックスを、発泡スチロールや保冷ボックス等にしていただいて、保冷剤を入れておいて頂けると、卵の品質を保てるかと思われます。 どうぞよろしくお願い致します。

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