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karinoki

おーはし農園通信(3月前半)


 最近、雄鶏を8羽ほど、捌いてお肉にしました。有精卵と名乗るためには、飼っているオスの比率が5%を超えてなければならないという規定があるのですが、我が家は、それ以上にオスが多かったので、卵を産まずに餌を食べるだけの雄を少し減らさせてもらいました。 

 一般的に市販されている鶏肉は、若鶏の肉で、生後2ヶ月程度でもう出荷されて肉になるようですが、今回捌いた雄鶏は、生後9ヶ月~11ヶ月のものなので、若鶏の肉よりは硬いものになります。それでも、以前2年半飼って廃鶏としてお肉にした雌鶏の肉よりは、柔らかくて調理しやすいものになりました。もも肉も、鍋物や唐揚げで十分に食べられる硬さで、味も濃くて出汁が出るので、ありがたくいただいています。

 雄鶏の中には、人に対して敵対心を起こして、飛び蹴りをしてくるものがいるのですが、今回オスを減らしても、まだ、凶暴なオスが残っており、私が鷄舎の中に入ると、くっついて回って、蹴ってくるのが1羽いるので、とても面倒です。鶏舎に入るたびに、こちらも臨戦態勢で、そのオスの挙動を見守らなければなりません。それでも、毎日何度が蹴られてしまいます。

 今飼っている、雌鶏たちが、選手交代で、廃鶏になる時には、今度は、免許のある施設にお願いして、真空パックしてもらい、販売できるようにする予定にしています。お肉としては硬いですが、味が濃くて出汁も出ますし、圧力鍋等で柔らかく煮たり、ミンチにして鶏めしやつくねにしたり、美味しく召し上がって頂けるのではないかと思います。また販売ができるようになりましたらお知らせさせて頂きます。

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