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  • karinoki

おーはし農園通信(9月前半)


↑ 烏骨鶏の卵から、雛が孵りましたよ。

無事に育ってくれるかなー。

以下、9月前半の通信です。

 今、うちで鶏の餌の主体になっているのは地元産のくず米です。その他にそれぞれ国産の米ぬか、魚粉、海藻粉、カキ殻と、タンパク源として外国産の大豆粉を配合して餌を与えています。ちなみに一般的な養鶏では、外国産のトウモロコシが飼料の主体になっています。

 今、コストの問題もあり、外国産を使っている大豆粉の部分を何か国産のものに替えられたら飼料の100%国産化ができるのではと考えています。そして、今回、長野県産のくず麦が6トンほど入手できることになりました。麦の方が米よりもタンパク質の含有率が高いので、飼料の配合を変えていけば、国産飼料100%にできる可能性もあるかと考えています。まずは、うちの鶏に麦を飼料として与えるのが初めてなので、鶏の嗜好性や卵への影響等をみつつ、飼料配合を変えていきたいと思います。

 この夏の暑さは厳しかったですね。我が家の卵は、有精卵なのですが、有精卵は無精卵と比べると、高温下で品質が変わりやすいという特徴があるようです。38℃まで加温すると、孵化させる活動が開始するのですが、そこまでいかなくても、高温下に置いてあると黄身が崩れやすくなってしまったりします。我が家で採卵後、お客様にお届けするまで大体2、3日になります。その間、この夏はなるべく涼しい部屋で常温で保管させて頂いていましたが、来年は採卵後の卵を20℃以下に保てるように保冷庫を導入する予定です。合わせて、お客様へお届け後の卵も20℃以上になる時は冷蔵庫で保存をお願いしたいと思います。

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